イベントにボランティアとして参加して、カナダ人観光客と・・・(Fril・女・31才)

Fahadと出会ったのは、あるイベントがきっかけでした。彼は観光客として、私はそのイベントのボランティアとして参加していました。イベントといっても、田舎で山奥のお寺を巡るイベントで、私は海外から来る観光客の団体さんの写真をとったり、話し相手をする係でした。

ボランティア2日目に出会ったのがFahadでした。
山道を歩き次のお寺へ向かっている途中で彼が話しかけてきました。しばらく私たちはお互いの生活についていろいろとおしゃべりをしました。その後は、他の観光客の方ともおしゃべりをしたりしていたので、彼とゆっくりおしゃべりできたのはその時間だけでした。

一日の観光が終わり、観光バスの前で団体の皆さんにお別れを言うと、Fahadが突然やって来てとても楽しいツアーだった、ありがとうと言いぎゅっとハグをして帰っていきました。
自宅までの道中、私は何だか不思議な彼のことを考えていました。彼は観光中、同じ観光客の男の子や女の子みんなと楽しそうにおしゃべりし、とてもかわいらしい女の子と特に親しげにしていたので、きっと彼女なんだろうなあと思っていたのですが、何となく別れ際の彼からのハグに違和感を感じていました。
たった少し話しただけの初対面の相手にハグなんてするでしょうか?でもとても心のこもったハグだったので何だか不思議でしょうがありませんでした。
連絡先も交換していましたが、いつもの社交辞令だろうと思い、連絡をするつもりもありませんでした。その頃私には付き合って5年、結婚を考えている彼がいたので、私にとってFahadは不思議な人だったな、という印象でしかありませんでした。

ところが、その2日間後、Fahadからメールが来ていました。今どこにいて、こんなところを観光している…と。連絡が来るなんて全く期待もしていなかった私は嬉しくなり、すぐに返信しました。
それから彼は日本での滞在期間中、観光した場所の写真をたくさん送ってくれました。

帰国の日、Fahadは空港から私に電話をかけてきてくれました。
でも1度しか会っていない相手にわざわざ電話なんてかけてくるでしょうか?
私は彼に、彼氏がいることも話してあったので、彼は友達としてこうやって知り合った人皆に連絡してるんだな、ほんとに不思議な人だな、とただただ関心していました。

彼が帰国した後も、私たちは3週間に1回程度連絡を取り合い続けていました。仕事のこと、私の彼氏のこと、趣味のこと、いろいろと話しました。

仕事も忙しくはありましたが、とても充実している時期でした。ただ、一つだけ叶わなかったことは彼氏との結婚でした。私は当時28歳。自分では急ぐつもりはなくても、
どうしても結婚がしたいと無性に思ってしまう時期でした。その為に私たちの関係はボロボロになり、自分の気持ちに耐えきれなくなり、自分から別れを切り出して彼から離れてしまいました。

彼は初めて付き合った人でした。お互いの価値観が合わずに喧嘩ばかりしていても、それでも好きでした。彼と付き合うまで考えたことのなかった結婚も次第に彼と家族を持ちたいと思うようになっていました。
それを自分から離してしまうなんて自分でも信じられませんでした。それからは毎日泣いて過ごす日々が続きました。友達にも会わなくなりました。習い事も辞めました。楽しいことは何もなくなりました。仕事だけは何とか行き、帰宅後は泣くばかりでした。Fahadからのメールも放ったままでした。


あっ、まだ、彼氏がいない人は、在日外国人が多い『FBOMIAI』みたいなアプリを使ったほうがいいと思いますよ。(←ちょん・40才)



それから1年ほどそんな状態が続きました。泣くことはだんだん少なくなりました。ある日、数日の休暇をもらい、一人で旅行に出かけました。
宿泊先で深夜遅く、久しぶりにパソコンを開きました。Fahadからしばらく連絡のない私を心配するメールがたくさん来ていました。私が久しぶりに返信すると、すぐに返事が来て、Skypeすることになりました。
彼はしばらくどんな風に過ごしていたか、いろいろと話してくれました。私も彼氏と別れてしまったことや仕事のことなどを話しました。
日常生活から少し離れ、今まで溜めていた思いを聞いてもらえたことで少し気持ちが楽になりました。

そしてその後旅行から帰る道中で見たのです、「ワーキングホリデー」という文字を。
ずっと行きたいと思っていたワーキングホリデー。社会人になってからは仕事に慣れるのに一生懸命ですっかり忘れてしまっていました。
ワーキングホリデー参加資格条件の30歳まであと少し。今ならお金もあるし、ちょうどいいタイミングかもしれない。それから私は自分の悲しさを埋めるためにワーキングホリデーの準備を始めました。

その半年後、私はカナダにいました。Fahadがいる国です。
1年間本当にいろいろなことに挑戦しました。
辛いことも悲しいこともあったけれど、楽しくとても充実していました。

Fahadとは月に数回、他の友人も交えてご飯を食べに行ったり、映画を見に行ったりしていました。ある時Fahadが私に教えてくれました。
私と日本で会った時、彼は私に一目ぼれしてしまった、と。彼氏がいると聞いていてもどうしても連絡したかった、と。
私はただただ友達として連絡をしてくれているものだとばかり思っていたので驚きました。
普通なら、好きでも相手がいる人なら諦めようと思ってしまうものなのに、それに私は別れた彼と行ったデートのことなどFahadに話していました。どんな思いで聞いていたのだろうかと思うと何だか申し訳なくなりました。
それでも私はやっぱりまだ別れた彼のことが忘れられず、お付き合いは断りました。
彼は変わらず友達として付き合ってくれました。少しずつ恋愛の傷も癒え、とうとう帰国日になりました。

彼は他の友人とともに見送りに来てくれました。そしてまた誰かと付き合いと思うようになったら、僕と付き合ってください、と言ってくれました。

私は日本に戻り、また別の仕事に就きました。
1年後、私は彼と付き合うことを彼に伝え、カナダに戻りました。

そして3ヶ月ほど一緒に過ごした後、プロポーズを受け、すぐに結婚となりました。
彼はパキスタン生まれ、エクアドル育ちで現在はカナダに移民しています。
彼は普段は英語を話し、エクアドルにいる彼の家族とはスペイン語で、パキスタンにいる彼の親戚とはウルドゥー語で話しています。

大学時代に第二外国語としてスペイン語をとっていたこともあり、今スペイン語も勉強中です。近い将来彼とエクアドルの彼の家族を尋ねた際に、少しでも使えるといいな。
生活習慣が180度変わってしまい、慣れないことも多く精神的に辛いな、と思うこともたくさんありますが、それでもずっと私のことを待っていてくれた彼のそばで楽しい家庭を築けていけたらいいな、と思っています。

(Fril・女・31才)



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